さて、FZくんの不調シリーズの続きです。
まず、最初にやらないといけないのはお店探し。ワタシの場合、このバイクを買った時はまだ山形にいて、買ったのも宮城のお店。買った店に出すという選択肢は無いわけです。
(それにしても買って4か月で東京に転勤っていうオチは想像してませんでした(^^ゞ)

(納車直後のFZくんと月山。地元で乗ったのはなんとこの1回だけ)
しかも東京に来てからもいわゆるバイク屋さんにこのバイクの修理を出したのは2回。1回目は東京に来てすぐにチェーンスライダーが崩壊した時。この時はわけもわからず近所のバイク屋さんに頼み込んだのですが、ここは250ccくらいまでが本来はメインのバイク屋さんで、今回のケースではお願いしにくい。
もう一回はわりと近所のカスタムショップ系のお店に車検&フロントフォークとステムのOHをお願いした時。このお店もOH自体は問題なかったんですが、もともとヤマハ系はあまり取り扱ってないこともあり、今回はパス。

あとはいつもお世話になっている、2りんかんさんとかナップスさんとかの部品量販店系のお店。こちらもキャブだけなら受けてくれるかもしれませんが、35年物でパーツも欠品が結構あるバイク。ちょっと手に余ると思われます。
そうなると、全く新たなお店を探すことになります。ただ、東京ってバイク屋さんがいっぱいあるので、今時はググればこういう古いバイクも扱ってくれそうなお店が見つかりました。
問題は自走できないので、「実車を見たこともない旧車の修理を受けてくれるかどうか?」ですが、今回は相談したお店に快く引き受けて頂けたので、本当に助かりました。最近はメールでの問い合わせはお断り!なんてお店もあるので、ちょっと怖いんですよね。

(ネットで見た某バイク屋さんのWebサイト。これ見た時はちょっと焦った)
断られたら次の店を探さないといけなかったので、めでたしめでたし。今回お願いしたバイク屋さんはメールでの応対も非常に秀逸で、修理の進め方で問い合わせをしても、すぐご提案を返信頂けました。
ちなみにバイクの移動は任意保険のレッカー移動を使いました。100Kmまで無料なので距離は問題無いですが、自宅からでも移動できるって今回初めて知りました。引き取り時間の指定もできるので、バイク屋さんの都合に合わせて時間は調整できました。なお同乗は新コロの影響もあってか不可らしいです。山の中だったらどーするんだろう?

そんでもって、バイク屋さんで実車を確認いただいたわけですが、キャブのOHは想定内として、それ以外に2つ要修理ポイントが発覚。
一つはコレ。

2019年の4月の画像です。「
思いついたら滝桜! ツーリング」で漏れたクーラント。あの後全く漏れなかったんで様子見にしてたんですが、2年ぶりにバイク屋さんの店内でまさかの再現!
ずーっと漏れなかったのになんでこのタイミングでまた漏れたのか? ちょっと不思議な縁を感じますが、漏れた状態ではエンジンをかけて調整が出来ないとのことでしたので、これは修理となりました。
続いてはこちら!

前から気にはなっていたのですが、ウォーターポンプからのオイル漏れ。やはりこのバイクのウィークポイントはよくご存じのようで、どっちみちクーラントを抜いてサーモスタット周りを修理するなら、このタイミングで一緒に直しましょうということになりました。
以上、今回はこれらのキャブOH、クーラント漏れ、ウォーターポンプOHの3点を主に修理頂きました。
(修理工程中の画像も頂いたのですが、お店側の著作権等を考慮してここでは非公開とさせて頂きます)
合わせて現状の整備状況のアドバイスも頂いたのですが、素人整備のイケてない部分を多数ご指摘頂きました(^^ゞ もうお恥ずかしいことこの上ないです。
またFZくんを買った当初からずーっとアカンかったギアの入りですが、やはりクラッチは・・・

要修理とのこと。更に排ガス検査の結果と始動時の状態からみて、オイル下がりも出ているようです。
それ以外にもクラッチ&ブレーキマスターの状態とか、シリンダーヘッドのガスケットの劣化とか、シフトリンクの整備不良からの不具合とか、自分でやった電装周りの酷さとか・・・まぁ、出るわ出るわ。
よくこのブログで「ユーザー車検はリスクも自分持ち」って言ってますが、その言葉、あらためて自分に言ってやりたいです。
バイク屋さんも「よくこの状態で乗ってたなぁ」とおっしゃってましたが、素直に反省したいと思います。
ということで、今回のバイク屋さんには本当にいろいろご面倒をおかけしたのですが、とりあえず自宅に帰ってまいりました。

近々の課題としてはクラッチ周りなんでしょうが、問題はオイル下がり。バイク屋さんからも「少しでも早く手当てする方が、傷は浅いです」とおっしゃっていただきましたが、腰上OHとなると結構な費用がかかりますので、このコロナ禍ではややハードルが高い。
それにFZの場合、弱点として有名なのがスタータークラッチ。これはエンジン全バラしないと修理できないので、腰上OHした後で壊れると、また上から下まで開けないと直せないらしい。たまらんのぉ。。。
このバイクを買った時は、まだ山形で家も戸建て。作業スペースも十分あって、「複数台持ちしながら、壊れたらゆっくり直せばいいや」と思っていたものの、今や駐輪場すらないマンション暮らし。正直どこまで維持できるやら。。。。
今回キャブと水回りは完ぺきになりましたが、どこかが良くなると、そのおかげで別の悪いところがよくわかるようになって、そこを修理するとまた次が・・・ってのは、機械モノではよくある話。いろいろ考えるとこれからが不安じゃのう。
ま、少し冷静になってから、また考えましょう。
ということで、いろんな課題は得意の「棚上げ」にして、1/30はちょいと試走に出かけました。

いつものように真冬の定番で城南島でございます。

当然ながらチョークも効いて一発始動! キャブも絶好調ですわ。天気もいいし、最高な気分です。

緊急事態宣言下ということで、行くところの無いファミリーたちが出張ってきています。

ワタシもホントは熱海にさくら見物とか行きたいところですが、仕方ありませんね。

ワンタッチテント(というかサンシェード?)でくつろぐのも良いですなぁ。

ここからはいつものゲートブリッジ。年始もクルマで来てますので、久々感は全くなし。

若洲の駐車場は相変わらずの閉鎖。そして気になる隣のバイク。

初期型GSX-R400! これはシブい!
この後はつばさ公園に移動。

もしかしたら今生の別れになるか? とも思いましたが、また乗れてウレピヨです。

クラッチは死んでるとのことですが、ツーリング走りであればそれなりに走ります。まぁ自分が慣れちゃってるだけでしょうけど。でも放っておくとそのうち路上で加速中にズルズル・・・なんてことになったらシャレにならないですなぁ。
ちなみにこの日は若洲も城南島もつばさ公園も、緑色の制服のオジサンたちが懸命に駐車違反のステッカーを貼ってました。
クルマはヤバいですなぁ。。。

帰りはこれまた羽田経由で環七⇒東八で帰宅。

気温も上がらないので、明るいうちに帰ってまいりました。
禁酒中なんですが、今日はチートデイということで・・・

ごっつあんでした。
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(〃´▽`)ノシ☀️
やはり機械はいつかメンテが必要で
それには出費が伴うものですよね
(*ノ´□`)ノ⌒💸💸💸
うちのカングーも
今年の車検は良いとして
その次の車検ではタイベルと
ウォーターポンプ交換しなきゃだし
バッテリーとクラッチ盤だなぁ
(;^∀^)
私もディーラー以外でメンテできる
整備工場探してみるかな
(。-∀-)