最近送別会が多くて、毎晩飲んでるせいか、やや肝臓がお疲れモードです。
勤務先が早期退職を募集しているせいで、手を挙げて会社を去る人が多いんですが、何だか寂しいものです。自分も手を挙げてもおかしくないお年頃なんですが、大学生の娘が就職するまでは何とか頑張りたいと思っています。
しかしそれを嫁さんに言うと
「えー、娘が嫁に行くまでじゃないの??」
そんなもんいつになるかわからんやん!
やはり我が家の最上級階層者は言うことがいちいち手厳しいです(^^ゞ
さて、この日は6/6。相変わらず腰が痛いですが、だいぶよくなってきました。
腰が痛いと長時間座るのもしんどいので、ちょっと心配していたのですが、まぁまぁこれなら大丈夫。
今日は表題の通り杉山清貴さんと南佳孝さんのライブを観に行きます。
もともと6月はマクロスクロスオーバーライブに行きたかったのですが、既にここで書いた通り外れまくったので、その空いたところに何かほかのライブを・・・と思ってこれにしました。
杉山さんは6/2にもアコースティックライブを三井ホールでやる予定でしたので、どっちにしようかとも思いましたが、南佳孝さんも好きなので、まぁ一粒で二度おいしいって感じでしょうか。
ワタシ、南佳孝さんの「Last Picture Show」っていうCDをずっと探してまして、中古CD屋があると必ずチェックするんですが、まだ買えてないんです。。ネットレンタル屋さんにも無いので聴けなくて残念なんですが、DLじゃなくて盤が欲しいんです。たまにネットで見かけても法外な価格だし。どーしてこれが世の中でウケなかったのか? ワタシには全然理解できません。

視聴だけならamazonでもできるので、興味のある方は一度聴いてみてください。こんな企画のCD、商業的に成立できるのは南佳孝さんくらいです。
さて、お昼はいつものゆで太郎。

結構ガッツリ頂いたので、夕方のおやつは今回はこれ。

お腹に優しいサンドウィッチで会場へGo。

渋谷駅はどこの地下鉄出口が何口に出るのかが全然わからんので、いつもグルグルしますが、今回は西口から徒歩10分くらい?

渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール が本日の会場です。初めて来ました。

ちょっと早めに来たので中はまだ席が空いていますが、最終的にはほぼ満員。でも当日券もいちおう売っていました。

両サイドは畳席なのね。ちょっと面白い。ちなみにワタシの席はかなり後ろの方ですが、それでもステージからは近いので全然問題なし。規模感は350人くらいかなぁ? 昨年行ったマウントレーニアホールと似たような感じですが、ちょっとこっちの方が広いね。
セットリストがどこにも転がっていないので、あまり細かいことは書けないのですが、最初はビートルズナンバーでゆるーくスタート。
力の抜けた感じが心地いい。そして杉山さんの声の伸びはやはりキレイですねぇ。オメガのバンドサウンドもイイですが、アコギでも合うねー。佳孝さんはやや合わせにいってる感じかなぁ? これもまた緩やかでいい。
2人のギタータイムの後は、杉山さんのソロタイム。新しい曲もいいけどちゃんと古い曲もやってくれるのはありがたい。ファンは何回聴いても飽きないからその人のファンなので、それをちゃんとわかって飽きずに歌い続けてくれる人が、いい歌い手だとワタシは思います。
ステージ前方の皆さんは、「ふたりの夏物語」のOnly you♪のところでちゃんと「指差し確認(?)」してました。きっと前方は杉山さんのファンが多かったんでしょう。
「君のハートはマリンブルー」もやってくれましたが、ちょっとOMEGA TRIBE GROOVEバージョンを思い出してしまいました。アコギならあのバージョンも合うだろうなぁ。
(消されてなければこれの一番最後の方で聴けます)
JALのコマーシャルの曲って言われたらやはりあれだろう! と思ったらやっぱり「僕の腕の中で」。あぁ、懐かしい。この曲はソロの曲だけど作曲は林さんなのよね。
杉山さんとのソロコーナーの後は、ピアノとパーカッションも入って2人のコーナー。あおい輝彦の「あなただけを」をやったのは何ゆえの選択だったんだろう? しかも佳孝さんがここでややバタバタするのですが、それもまたライブの楽しみ。お茶目な佳孝さんを見られて逆にうれしい。
この後は佳孝さんのコーナー。会場の雰囲気的に杉山さん目当ての方も多そうなので、さてどうなることやら・・・と思ったのですが、「梅雨だから似合いのこの曲で・・・」ということで、始まった最初の「SCOTCH AND RAIN」が何とも言えないいい味なんです。
クールで都会的で、とにかくカッコいい!
「スコッチ 雨で割れば 言葉がいらなくなる 髪が濡れて ブラウスが濡れて 心までも濡らした・・・」
松本隆さんの何とも叙情的な詩も、佳孝さんの曲とマッチして、大人なセカイ。
後半は「スローなブギにしてくれ」からの・・・
「モンローウォーク」でフィニッシュ!
正直言って最初の方は前の方よりワタシの座っていた後ろ側の方が盛り上がっていて、おそらく佳孝ファンは前に少ないのか? と思っていたのですが、だんだん佳孝ワールドにハマっていったようで、スローなブギにしてくれのあたりから、会場全体がグッと盛り上がってきました! 大きな手拍子、後ろからはオジサンの歓声! 会場の雰囲気が変わっていくのが物凄くよくわかりました。
最初はアコースティックな感じでゆるーく進めて、後半でノリのよい曲で一気に会場を盛り上げていく。うーむ、これは二人で適当にやっているように見せかけて、全体をかなり考えてるセットリスト。まんまと術中にハマってしまった。
最後はまた二人でピアノとパーカッションも入れて何曲かやってフィニッシュ。アンコールはNostalsiaでしっとりと締めました。
全般的に、「Half & Half」っていうのでお互いのソロを半分ずつやるのか?と 思いきや、2人-杉山さん-2人-佳孝さん-2人っていう構成で、しかも2人コーナーもアルバムNostalsiaからの曲は殆ど無し。ビートルズや60-70'sの古い曲メインというのも、面白いですねぇ。洋楽は詳しくないのですが、曲自体は聴いたことがあるものが多く、あまり予備知識無くても楽しめました。
でも終わってみればやっぱり圧巻は佳孝さんソロコーナーですねぇ。非常に満足度が高かったです。できれば「涙のステラ」も聴きたかったなぁ。
(越谷レイクタウンらしいけど、これは行きたかったなぁ)
こういうアダルティーな人のライブというと、
前に行った井上陽水さんのライブが自分的に不完全燃焼だったのでちょっと心配していたのですが、たぶんこういうライブも伝承ホールくらいの規模感だとちょうどイイんですねぇ。
陽水さんの時は東京国際フォーラムAで、しかも超天空席だったので、曲はいいんだけど周りがどーにもシラっとしてて、何んともイマイチな感じだったのですが、このライブはそういうことも無く、スタンディングにはならないんだけど皆さんノッてるのがわかる、とても楽しいライブでした。
もうちょっと曲数が多いとなお良いかなぁ(^^ゞ
さて、次のライブは8月の「ささきいさお VS 水木一郎 台場大決戦!@ Zepp Tokyo」。久々にアニメ、しかも兄貴VS大王。これは楽しみです! その後は同じ8月の「池田聡さん@ヒューリックホール東京」までは決まっている。
秋は誰の歌を聴きに行こうかな??