今日のUPはちょっと戻って12/19。
この日は表題の通り、またも「あいつむ」です。これでワタシ的にはシンエヴァを抜いて人生初の5回目の鑑賞。
一つの映画を5回も映画館で観るとは、なかなかのイカレっぷりだと自分でも思いますが、ウチの娘も滝沢歌舞伎の映画を5回見てましたので、
「ジャニヲタは毎回こんなことやっとんのか?」
と、半ば呆れたりもしたりして。ちなみにワタシの5回はと言いますと、毎回目的が違ってまして、
1.まずは「シアタス調布」で初めての鑑賞。
2.音がこんなもんじゃないはず! と思って「池袋グランドシネマサンシャイン」のBESTIAで鑑賞。
3.Tadyさんと岩浪さんの舞台挨拶が観たくて、またも池袋のBESTIAで鑑賞。
4.実はLIVE ZOUNDの方が迫力があると聞いて、「川崎チネチッタ」で鑑賞
ときて、今回は5回目。
実は「立川シネマシティの極爆」でもう一回行きたかったのですが、そっちは公開終了に間に合わず。行ってたら6回目だったかも。
先週は「Dolby Atmos 映画祭 in BESTIA」でも「あいつむ」をまたまたTadyさんと岩浪さんの舞台挨拶付きで上映してたんですが、こっちもあったのでパス。でもその時にTadyさんが
「きっと岩浪さんは来週も来てくれるでしょう」
と言っていたので、もし来てくれればたぶんセッティングは先週と同じ東亜重音仕様になるはず! これは高まりますなぁ。
ということで、2週連続で夜の池袋に繰り出します。

相変わらず混んでますねぇ。。。
まずは腹ごしらえですが、今回はこちら。

富士そばさんです。頂くのはこれ。

税込み500円カツ丼。安いっす。

いかにも工場生産の成形肉って感じですが、この値段なら文句はありません。
これ、スープが味噌汁だったらもっといいんですが。このわかめスープ、あまり好きじゃないのよ。
食べたらあまり時間も無いので、即映画館に移動します。

今年は結果的に結構来ましたねぇ、池袋グランドシネマサンシャイン。

混んでます!

流石にチケットは完売。下には「アイ歌」の舞台挨拶上映。これはノーチェックでした。観ればよかったかなぁ。

翌週には公開の呪術廻戦0。娘が行きたいと言っていたので、タイミングが合えば行ってもいいかなぁ。

何度来ても高まりますなぁ、BESTIA。一度これを体験してしまうと、Dolby Atmosの映画はもうここじゃないと観る気がしません。
そんでもって、まずは本編上映。
まだ見てない人は、アマプラ等配信でどーぞ。但し、必ずTV版を先に観ることをお勧めします。
5回目でもまだ「ウチクダケー!」でワクワクします。
angelaさん、早く単独ライブやってくんないかなぁ? 絶対観に行きたいのに。
そして、舞台挨拶のレビューは追記にて。
ちなみに今回もネタバレありです。今から観たい人はここで撤退下さい。
ということで、舞台挨拶のレビューなんですが、今回はニコ生で本編付き舞台挨拶を1/4まで1,100円で配信してたので、このレビューはその後でUPすることにしていました。ニコ生見た人は「書いてることがちょっと違うぞ」とか思うかもしれませんが、単にワタシの記憶違いですので、その点はご了承ください。

まずは前回同様、キングレコードの矢田さんから撮影禁止のアナウンスと登壇者のご紹介。
今回の登壇者は吉平“Tady”直弘さん(監督)、逢坂良太さん(谷風長道役)、洲崎綾さん(白羽衣つむぎ役)、大原さやかさん(小林艦長役)に加えて、やはりやってきました岩浪美和さん(音響監督)。
今回は音がまた一段とよかったので、きっと先週の「東亜重音×Atmosブクロ最高チューン」に準じたセッティングだったのでしょう。それも何だか得した感じ。
まずは皆さんからの一言あいさつで、マスクを外し忘れて岩浪さんからツッコまれたTadyさんが、
「公開時にはできなかった声優陣との舞台挨拶が出来て感無量」
という監督らしい挨拶をする一方、ペ氏こと洲崎綾さんは
「たぶんこんな真面目なの最初だけで、岩浪さんがいるからしっちゃかめっちゃかになると思います!」
と期待通りの御発言。矢田さんからも「ニコ生中継もやってるので、その点だけご注意を!」と釘を刺されていましたが、この人全く関係ないのね。いきなり
「せっかくだから生で聴きてぇな! 長道とつむぎと艦長で」
といきなりの寸劇を無茶ぶり。しかもペ氏に
「小つむぎで『たにかぜくぅーん💛』とか甘えるようにやって」
とか言われてペ氏が「ねぇ、あのオジサン〇■※△ー!!」と出だしからカオス状態。
結局Tadyさんが演出して、「おちゃらけた長道とつむぎに怒った艦長が『打て!』とブチ切れる」というのを、アドリブでやっていただきました。
最後に「これ、特典でブルーレイにつけられない?」と矢田さんに振って困らせ、「オレの今日の役目は終わったな」とどこまでもフリーダムな岩浪さん。
この後はフリートークで、最初は「逢坂さんがさぁや(大原さん)を好きすぎる話」。ワタシは大原さんのことはよく知らなかったのですが、地声は小林艦長みたいに低くドスの効いた声じゃないんですね。やっぱこのへんはプロですなぁ。そこから小林艦長の話へ。
大原さんもお気に入りの、このシーンのお話。
「ずっと気を張ってきた艦長が一人の女性として気持ちを吐露するこのシーンを、掛け合いで録ることができなかったけど、逢坂くんが見事に応えてくれた」
と、大原さんも感慨深そうでした。
ここから「岩浪さんから今回も毎回直されていた(by逢坂さん)」の話。
カッコ良すぎるからだそうですが、逢坂くん、マジでカッコイイです。今回女性の観客がいつもより多かったのはこのためか・・・とある意味納得しました。
次は会場にいらした塩田社長とチャッピーさんの紹介の後で、「つむぎの胞状分解シーン」の話。
逢坂くんの好きなシーンと言うことでの紹介でしたが、ここでペ氏が「これ?」

(
こちらからお借りしました)
まさかの胞状分解ワンピースwww
続いては「長道と海苔夫のダブル出撃シーン」。こちらはペ氏の好きなシーンで
「あそこでシドニアが流れるのがズルい!! 絶対泣く!」

という話から、Tadyさんがシドニアをぶっこんだ経緯説明。ここは
前回のニコ生でもお話してましたね。
「長道は既にシドニアの騎士になっていて、海苔夫が初めてシドニアの騎士になるシーン」
Tadyさんはここでも「公開までシドニアがないことをずっとSNSでDisられていたけど、サプライズだから言えなかった」とお話してました。ワタシもSNSで
「シドニアが無いシドニアの騎士なんて・・・」
と書いたような気がするので、も、申し訳ないっす。
このへんで歌の話から、艦長の歌の話へ。
「あのねー、歌いたかった! 正直原作読んでずっと待ってた。」
と大原さん。音楽つながりで、ペ氏も「長道とつむぎのピアノとオーボエのテーマがよかった」とチャッピーさんを持ち上げるが、ここでまた岩浪さんが●~*
「お前、チャッピーとかさ、呼び捨てヤメロ」
ペ氏は「それはあやねるが言い出したの。ヒロユキ、タディひろ、ヨシカズ…」と反撃すると、大原さんが
「ヨシカズって呼んでいいの?」
って躊躇しながらもペ氏に押されて「ヨシカズ・・・」って呼んでましたwww
次の話は大原さんの好きなシーンの「身長差なんてたったの15メートルだ!」の話。

なぜがペ氏がこのセリフ言わされて「あたしが言うの?? おかしいでしょ」と絶叫。
逢坂くんもこのシーンを撮り終わった後で、顔がカーッと熱くなったそうです。
この流れから次は演技指導の話になって、Tadyさんが
「強く張らずに弱めたら、どこまで人はドキドキするんだろう?」
ということで、艦長の「ごめんね…」やラストの「打て」はかなり弱める演出をしたとのこと。艦長の数百年の念願がかなうシーンは、絶叫ではなく静かなんじゃないか・・・ということですが、これも大当たりでしたねぇ。
お次はTadyさんの「タイトルバックの話」。
あい:ラブストーリー
つむぐ:つむぎ
ほし:星白
花びら:つむぎの胞状分解
これがわかるように表示しているので、是非ブルーレイでコマ送りで観てほしいとのこと。
次はまたつむぎの胞状分解シーンに戻って、「逢坂くんの『つむぎぃ~!!』が感極まって全然言えてなかった話」。
実際本当に泣きながら収録していたそうですが、言えてなくて撮り直し。岩浪さんが
「現場にいると一緒に感動して『いいんじゃないかな?』って思っちゃうけど…」
とここは冷静な音響監督。つむぎの「ありがとう」のシーンについてはペ氏が岩浪さんの
「すれ違って聞こえてほしいから、つむぎはあえて声は張らないで。最後の気持ちだから。」
のディレクションが、最初はわかってなかったけど実際に映画を観たら、
「わぁー! ヨシカズ天才ぃー!!」
で館内大爆笑で大拍手。
そこから今度は「一期を見返すと、星白は「棒」だった(Byペ氏)」の話。

まだ新人さんだったペ氏。確かに棒と言えば棒だけど、その棒がよかったんだよね、星白に関しては。逢坂くんも
「一期の自分の演技は自分では観れたもんじゃない!」
と言ってましたが、岩浪さんが
「その時じゃないとできない演技もあるの。上手になってから初々しい演技すると、鼻につくのよ。」
とおっしゃってて、まさにその通りだなと。
この後はプレスコの話。絵の無いところでやるので、Tadyさんは台本に大きさとか距離感とかディティールをかき込んでいくわけですが、逢坂くんや岩浪さんは
「自分であまり作り込まないで本番に臨む」
と言ってましたね。この辺はポリゴン劇団じゃないとわからない世界ですな。Tadyさんと岩浪さんも
「(声優さんの演技が)良かったかどうかは、お互い言わなくてもアイコンタクトでわかる」
と、これまた阿吽の呼吸ですな。
このへんで矢田さんが〆に入り始め、逢坂くんが
「こんな話で終わるの?」
と突っ込んでましたが、この日のBESTIAはこの後まだ上映があったようで、最後は皆さんから一言ずつ挨拶をもらって終了です。
Tadyさんが「挨拶の前に画像撮りたい!」ということで、皆さんで掌位画像。

(
こちらからお借りしました)
時間も無いので皆さん短く挨拶ということで、岩浪さんも大原さんもあっさり話してましたが、ペ氏は
「もうちょっとしゃべらせてくださいね!」
とやはり我が道を行く。
「ヒロインの星白のオーディションに受かって喜んで、原作読んだら二巻でお亡くなりになってショックでしたが、そこから星白は紅天蛾になったり、エナ星白になったり、つむぎになったり、形を変えて10年後につむぎとしてちゃんと長道に愛されて、想いが実った時に本当に嬉しかったです。」

「星白としての海中浮遊層や重力祭での長道との遠い思い出が、今回の劇場版で、つむぎとして長道と居住棟の上を飛んだり海の上で遊んだりしたシーンに塗り替えられていったのが、とても嬉しかった。」

と、七年間シドニアと関われたことに感想や感謝をいっぱいお話してました。
このへんで左端に立ってたTadyさんがヒクヒクしてて、「あぁ、感極まってるなぁ・・・」と思ったのですが、そこは監督!
「(掌位を通して)人に思いを重ねて、人に祈りを託して、絆を作っていく作品でした。制作側はもちろん観客の皆様が来てくださって、ようやく完結までこぎつけました。その絆は消えないし、シドニアは不滅の作品だと思っています。」
とキレイに締めて、舞台挨拶終了となりました。
終了後は規制退場で、真っすぐ池袋駅にGo。

いけぶくろうくんに密着する謎のオジサン。これも都会ならでは。

帰りも混んでますねぇ。皆さん感染対策は万全に!